2017年
2017年の振り返りなど。
イベント
広島でRubyKaigiがあった。松江から近いので今まで行ったことなかった人も参加できたみたいで良かった。
夏頃から自作キーボードに興味を持って、松江ローカルのgroup buyを立ち上げたりした。パーツはもう購入済みで、来月組み立て会をやる予定。
開発
- 年始にppap-langをリリースした。
- 2月はBiwaSchemeにsyntax-rulesを入れようとしていた。
- 3月は自作言語Esquisの作業をしていて、レイトレが動くようになった。
- 上記2つの作業を交互にやるつもりだったのだが、そのあとにDXOpalというアイデアを思いついて、その流れでRubyKaigiに出ることになった。
- そのあと10月はDXOpalのリリース作業をしていた。
- 11月からは自作言語の作業をそろそろやりたいなということで、リポジトリを立て直した。LLVMを触るより先に、型システム周りのプロトタイピングをちゃんとやるべきだろうと考え直したため。名前もShiikaに変更した。Esquis(エスキス)という名前はけっこう気に入っていたけど、読みづらいのが難点だなと思っていたので。
本
- 『寂しい生活』
- 面白かったけど、自分の中でまとまってないので感想が書きにくい。必須だと思っていたが実はそうでもないもの、便利だが退屈なもの、など。
- 『鈍感な世界に生きる 敏感な人たち』
- 半分ほど読んだ。人類のうち2割ほどを占めるというHSP(Highly Sensitive People)の話。自分は該当するような気がする。HSPでも刺激を求めるタイプもいる、という話が参考になった。
- 『採用基準』
- リーダーシップは大仰なものではなくもっと身近なものだ、という話が参考になった。
フィクションは主に森先生のWシリーズを読んだ。機械が限りなく人間に近づいたとき、両者に違いはあるのか、みたいな話。というと難しそうだけど小説としては平易です(『赤目姫の潮解』みたいなことはない)。
音楽
- 土岐麻子『PINK』
- Cymbalsの人。ソロになってからはジャズとかのイメージだったんだけど、今作はシンセとか入ってて好み。
- People in the box『Things Discovered』
- ピープルのベスト&企画盤。1月発売予定の新作も超楽しみ(夏にLINE LIVE経由で何曲か披露されたのを聞いたけど、名盤の予感しかない)
- Ichika『forn』
- 若いギタリストによるインスト。わりと似た雰囲気の曲が多いので、これから幅がでてくるといいな。
- 04 Limited Sazabies『CAVU』
- 名前は知ってたけど聞くのはこれがはじめて。元気があってよい。
- おいしくるメロンパン『thirsty』
- 若手のスリーピースバンド。5曲入りEPだけど幅があってよい。
- カフカ『fantasy』
- カフカの旧譜。最近KFKに改名したらしい。昔のも最近のも好き。メロディーがいいんだろうな。
- Madeon『Adventure』
- 旧譜(2015年)。メロディーが良いEDMが好き。
- ウソツキ『惑星TOKYO』
- 若手バンドの新譜。充実の一枚。全曲ダイジェスト(youtube)
- 橋口靖正『-5』
- 昨年ゴーイングのサポートをしてた人なんだけど、遺作になってしまった…。内容はとてもカラフルなポップス。(関連)
- 橋本絵莉子波多野裕文『橋本絵莉子波多野裕文』
- チャットモンチーの人との共作。『飛翔』のPVよかったですね。
- Jeremy Bleak『Two Thousand and Sixteen Super Hits』、slacker 『OP-1』
- OP-1というシンセを使って作られたアルバム。youtubeで制作過程が見られて楽しい。
- 波多野裕文『僕が毎日を過ごした場所』(youtube)
- いまのところソロのライブ会場でしか売ってない一枚。仕方ないので夏に東京まで買いに行った。名盤なので、気になる人は頑張ってライブに行きましょう。
- マクロスMACROSS 82-99『SAILORWAVE』『A Million Miles Away』
- Future Funkというジャンルらしい。原曲を加工しただけじゃんと言われることもあるけど、聞いてて気持ちいいものとそうでないものがあるので単に加工すればいいというものでもないようだ。
- GRAPEVINE『ROADSIDE PROPHET』
- 安定感ある。ふと聞きたくなるのが、最初はさらっと流していた『9. 世界が変わるにつれて』だったりして面白い。
- androp『SOS! feat. Creepy Nuts』『Prism』(single)
- ダークな前作(『blue』)はあんまり好きじゃなかったけど、『Prism』聞くとやっぱりandropいいなーと思う。SOS!は意外なコラボだったけど耳に残る一曲。
- GOING UNDER GROUND『真夏の目撃者』
- 3人になってから二枚目。前作『Out Of Blue』も良かったけどこれもすごくいい。『7. ラストダンスウィズミー』が特に好き。
- 米津玄師『BOOTLEG』
- 前作はあんまり聞かなかったけど今作はすごく好き。
- Riow Arai『Device People』
- 学生時代に欲しかったけど買えなかったやつ。2003年ってことは大学生か。
漫画
- 週間少年ジャンプ(WJ)
- 『HUNTER×HUNTER』 相変わらず面白い。来月の再開が楽しみ。
- 『左門くんはサモナー』 完結。ギャグ回とシリアス回のバランスが抜群だったと思う。
- 『火ノ丸相撲』 時間が飛んだけどまだ続くっぽい。この前のラブコメ回めっちゃ良かったですよね。
- 『鬼滅の刃』 最初は地味な漫画だと思っていたが、スルメのように味が出てきた。
- 『Dr.STONE』 科学×サバイバルという変わった題材だけど、ノリは王道っぽくて熱い。
- 『BORUTO』 NARUTOの続編(元作者は「原作・監修」)。空気感がよい。
- ジャンプSQ
- 『新テニスの王子様』 相変わらず安定してヤバい。
- 『怪物事変』 MUDDY・保健室の死神の人。キャラがよい。SQなので良作より少しダーク目な面もあるが、合っていると思う。
- 『有害指定同級生』 毎回ダメな感じでよい。ツッコミが好き。
- ジャンプ+
- 『彼方のアストラ』 SKET DANCEの人。今月完結した。ジャンプ+も最初は本誌の二軍的な位置づけなのかと思ってたけど、最近は全然本誌でもいける漫画も多い。これもギャグとシリアスのバランスが素晴らしい。
- 『とんかつDJアゲ太郎』ジャンプ+初期からの連載で、今年完結。本誌にはない感じの題材でジャンプ+らしくて良かった。
- 『ファイアパンチ』ジャンプ+の代表作なのかな。そろそろ完結しそう。目が離せない連載だった。
- 『ハイリスクミッションセラピー』だいたい馬鹿馬鹿しくてよい。
- 『サマータイムレンダ』瞳のカトブレパスの人(分かりますかね…?)。コメ欄開放してないのは意図的なんだろうなぁ。
- 『十二大戦』めだかボックスのコンビ。原作小説は読んでるけど楽しみ。
- 『左ききのエレン』cakesでやってたやつが、作画を起用してジャンプ+に来た。原作は最初の少ししか読んでなかったので楽しみ。UNTRACEみて思ったけど、ネームだけでも読ませるからすごい。
- 『ROUTE END』開始時は気持ち悪いマンガだなと思ってたけど化けたよなあ。死んでほしくない、って思うもんな。
- 『阿波連さんははかれない』ツッコミ不在で暴走してくのが楽しい。
- 『スライムライフ』和み枠。けっこうやってるのに登場人物が4人くらいしかいなくて、それで間が持ってるんですごい。これからもゆっくりキャラを深めていってほしい。
- 『終極エンゲージ』いつの間にか王道っぽい少年マンガになった。先が楽しみ。番外編も好き。
- 『ヒット作のツメアカください!』レポマンガ。漫画家じゃなく担当の側にインタビューする回とかもあって面白い。
- 『鉄腕アダム』渋い。これもジャンプ+の幅の広さを感じさせる作品。そろそろ完結かと思われたが…どうなるのか?
- 『悪魔のメムメムちゃん』初期はちょっとウザいなと思ってたけどいつの間にか好きになってた。
- 『青のフラッグ』WJ連載作は読んでなかったけど、今作は完成度高い。これからどうなるのかなぁ。
ゲーム
Splatoon2を主にやっていた。あと秋頃からぷよぷよを再開した。今ぷよクロのレートが2300くらい。
Minecraftがいろいろ変わってるらしいので久しぶりにワールドを作って、エリトラで空を飛ぶとこまでやった。
それ以外だとPoly BridgeとOxgen Not Includedをちょっとやった。あとはあんまりやってないけどどうぶつタワーバトルがすごかったな。
料理
圧力鍋を買った。ポトフとかの煮こみ物がまあまあ速く作れるのと、気が向けば牛すじや塊肉と戦えるのが良い。
『一汁一菜でよいという提案』を読んでから味噌汁の出番が増えた。
『まいにちグラタン』を読んでグラタンが作れるようになった。ホワイトソースの手作りは面倒すぎると思っていたけど、炒めた材料に小麦粉を振るという方法だとフライパン一つでいけるという話。
前々から少し興味があったコーヒーのドリッパーを買って、ハンドドリップをやってみたりした。あと先月にマキネッタ(モカエクスプレス)を買った。機械によるエスプレッソとはちょっと違うけれど、これはこれで良い。まだ一種類の豆でしかやってないので、いろいろ試してみたい。
運動
2015年からボルダリングをやっていて、今年もほぼ週1ペースで通っていた。5級課題は全部登れるようになって、4級課題をやっているところ。年始に課題が総入れ替えされるらしいので楽しみ。
スノボは米子パワーズの閉店が決まって、期せずして板・ブーツ・ビンディングを同時期に買い換えることになった(ウェアはさすがに我慢した)。5年くらい同じものでやっていたので今季は単純に楽しみ。
まとめ
今年は自作言語とBiwaSchemeの作業を交互にやるというつもりだったけど、何だかんだで他にやりたいことが出てきて集中できなかった。難しいなーという感じ。よりよいバランスを考えていきたい。
来年はいまのところShiikaの作業をメインにやっていきたいと思っている。家庭の都合で可処分時間が以前より減っており、BiwaSchemeを完成させる(syntax-rulesやlibraryなどR7RS small的に足らないものを入れる)作業は残念ながらペンディングにする。Shiikaは本当に自分がやるしかないからね。