Rust structとenumの組み合わせ
Shiikaのctx周りをリファクタリングしたので、何をやったかメモしておく。
元のコード
リファクタリングしたのはHirMakerContextという構造体である。こいつはASTからHIR(高レベル中間表現)を作る際に使うもので、もとはこういう定義だった。
Shiikaのctx周りをリファクタリングしたので、何をやったかメモしておく。
リファクタリングしたのはHirMakerContextという構造体である。こいつはASTからHIR(高レベル中間表現)を作る際に使うもので、もとはこういう定義だった。
このエントリは言語実装 Advent Calendar 2020の4日目のエントリです。昨日はmitsuchiさんのLLVM の Kaleidoscope を育てながら作るでした。
言語実装アドカレ、今年は全日埋まってるんですねえ。処理系Slackのおかげでしょうか?すごいなあ。
Shiikaは私が作っている、Ruby風の文法を持った静的型付けプログラミング言語です。Rubyのような手触りを保ちつつ、型をベースにしたプログラミングを楽しめる言語を目指しています。数年前から開発していて、昨年夏からはRust + LLVMによる処理系実装を始めました。
本記事では今年の主な成果を振り返ってみようと思います。
このエントリはキーボード #1 Advent Calendar 2020の2日目の記事です。前日はskyhigh_worksさんの【QMK】VSCodeでKeycodeの補完を有効にする - 天高工房でした。
本記事では28キーのミニマルなキーボード、Alphaの紹介をします。一見とっつきにくそうですが、とっても楽しいですよ!
僕のゲーミングキーボード見て pic.twitter.com/MSmcaLo0Fp
— yhara (Yutaka HARA) (@yhara) December 2, 2020
Alphaはキー数がわずか28しかない小さなキーボードです。いわゆる30%キーボードの一種ですが、代表的な30%キーボードであるGherkinでさえ30個のキーがあるのに、そこからさらに2つキーが減っています。
たまたま時間の都合ができたので、前から気になっていたGo Language Specification輪読会に参加してみた。今回はExpressionsの冒頭を読んだ。
面白かったのは、 if u = User{}; true {
のようにifのあとに中括弧を書くとエラーになるという話。
Goの中括弧はブロックを示す場合と、composite literalを示す場合がある。のだが、上記の場合はどちらなのか決定できない。そのため、ifの直後はパーサが特別なモードになっていて、中括弧は必ずブロックと見なすらしい。その結果、上記は(EBNF上はvalidにもかかわらず)エラーになるというわけ。
ちなみに以下のようにまぎらわしい箇所を括弧でくくってやると通る。
if u = (User{}); true {
CやJavaScriptではifのあとに括弧が要るからこういう問題は起こらない。Goでは括弧をなくした代わりにパーサが状態を持つようになったというわけ。
Rubyではこういうのが無数にあるんだけど、Goにもあるのが意外で面白かった。
VimでRustのLanguage Serverを使う手順。
rlsはrustupでインストールできる。
rustup component add rls rust-analysis rust-src
rust-analyzerはrlsより新しいのだが、まだrustupではインストールできない模様。バイナリ配布があるのでそれをダウンロードしてPATHの通ったところに置く。
家のMacBookはずっとOSアップグレードをしてなかったのだけど、qmk_firmwareのためにavr-gccを入れようとしたらXCodeが古すぎると言われたので、重い腰を上げてCatalinaにアップグレードした。
以前のアップグレードの際は途中で止まったりして印象が悪かったのだが、今回はすんなり行ってくれた。
ただmakeコマンドを打つと
unable to find utility "make", not a developer tool or in PATH
というエラーが出るようになってしまった。
このへんを見るも原因がよく分からず、App StoreからXCodeのインストールを試したら直った。
puma-devを.devで運用していたのだが、最近は.devドメインで提供されるサイトが存在して、実用上困ることになっていた。例えば以下のエントリが閲覧できなかった。
puma-dev -uninstall
で直るかと思ったけど直らず、/etc/resolver/dev というファイルを削除したら直った。
これの補足。
上記記事では実行時にクラスを判定することで多態を実現していたけど、別の方法としてvtableという仕組みがあるようだ。
C++やSwiftで使われている方式。
最近のGitHubは使っているライブラリの脆弱性報告が出たときにalertで教えてくれるんだけど、自分のプロジェクトの一つで削除済みのファイル(exmaples/rails4/Gemfile.lock)に対してalertが出たままになっていたので、サポートに問い合わせてみた。
Hello,
In the page https://github.com/yhara/ovto/network/alerts I see two security alerts.
One is for example/rails5/Gemfile.lock and another is for example/rails4/Gemfile.lock.
However, both files are already deleted from git master. Why these alerts are shown?