2020年2月 (Ovto::Middleware)
近況です。
Ovto::Middleware
2月はBiwaSchemeのリリースをするのと、Shiikaの続きをやろうかな。
と書いておきながら、思いつきで全然違う作業をしていた。アドカレに書いたようにOvtoで巨大なものを作ろうとすると名前空間の管理が大変になりそうという課題があったのだが、これをMiddlewareという仕組みで名前空間を分割できるようにした。
Middlewareの導入自体は簡単だったのだけど、Middlewareをネストできるようにする(Middlewareが別のMiddlewareをuseできる)のが思いのほか大変で1ヶ月かかってしまった。まあ完成したのでいいでしょう。
実装はメタプログラミング祭りなのだけど、これだけハードにRubyの機能を使ってもちゃんと動くのでOpalはすごい。
スピードキューブ熱、再燃
ruby-jp Slackで盛り上がっているのもあり、久しぶりに立体パズルを触っている。いまは普通の3x3x3と、小さい2x2x2、それからSquare-1というパズルを並行してやっている。
最近のやつは磁石が入っていたりしてすごい。僕が始めた頃(2014年)にはそんなのはなかったぞ。磁石があると少しずれてても補正してくれるのでやりやすいという話。あとはSquare-1の場合は磁石によるクリック感が回転数カウントの補助になるので、初心者にも優しくなっている。
とりあえずSquare-1は何も見ずに解けるようになるのが目標。3x3x3はOLL/PLLを2lookで揃えられるようにすること。あとは3BLD(目隠し)もちょっと興味あったり。
『メルー』と『フリーソロ』
家で映画を2本見た。『フリーソロ』はヨセミテ国立公園の巨大な岩を命綱なし(!!)で登った人のドキュメンタリー。『メルー』は同じ監督の前作で、冬山登山のドキュメンタリー。いずれも登ることに取り憑かれた男たちの物語で、どちらも面白かった。
前者はアレックス・オノルドという人で、TEDで喋っている動画がある。なんていうか、「いかにして登ったのか」というタイトルに対し「入念に準備したので大丈夫でした」以上のことを言ってなくて笑う。
映画だとさすがにもう少し詳しくて、撮影が入って緊張するとか、彼の帰りを待つ家族のこととかが語られる。機械にしか達成できないような行為に思われるけど、彼とても人間なのだなあと思わせられる。