ドラネッツ組み立てた
Twitterを見てたら、自作キーボード界隈からなにやら可愛いものの写真がRTされてきた。
なにこれかわいい。プラモ?いや、ガレージキットというものらしい。なるほど、パーツが送られてきて組み立ては自分でやると。「ピンバイス」なる工具が必要らしいが、ちょっと面白そうだな。
注文
注文は自キのGroup Buyと同じで、常に買えるわけではなく、Twitter等で販売日時が予告されている。今回はタイミングよく販売予告があったので、「飛竜型」のキットを注文してみた。当日は案の定というか通販サイトが激重になってどきどきしたけど、なんとか希望の色を確保することができた。
そう、ドラネッツは配色の自由度がめちゃめちゃに高いのだ。キットは2色のパーツでできているのだけど、それぞれを20色くらいの中から選択できる。シミュレータでいろいろ試した結果、だいぶ迷ったけど、パールホワイト・青10・ブルーという構成にした。
というわけで…
組み立てたものがこちら。
作ってみてわかったけど、動かせる箇所がすごく多い。レジン同士をネジでとめることで、ぐりぐり動かせるようになってるんだな。
組み立て難易度について
各パーツはレジンでできているのだけど、ピンバイス(小さいドリル)で穴を空けたり、デザインナイフで成形用の余分な部分を削ったりする箇所がある。ダイオードをはんだ付けとかしてる自キ勢なら大丈夫だと思うけど、細かい作業が嫌いな人には不向きかもしれない。説明書がwebにあるのだけど、初手から「2mmのドリルで深さ4mmの穴を空けます」だからね。
ちなみにだけど、下記のコンテストでドラネッツが優勝すると接着剤不要のプラキットとして発売されるらしいぞ!欲しいけど器用さに自信がないな、という人はぜひ一票を投じてほしい。
今週から模型店さんで配布が始まりますフライヤーに発掘大作戦のファイナリスト10作品が掲載されています。
— cavico|キャビコ☆発掘大作戦2021最終選考10作品発表&投票受付中☆ (@cavico_models) October 13, 2021
ぜひお手に取って頂き投票して頂けますと嬉しいです。
あなたの1票で次なるプラキットが決まる!
どうぞよろしくお願い致します。#発掘大作戦#キャビコ
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工具について
使った工具は以下。
- ピンバイス
- デザインナイフ
- こういうやつ。カッターナイフよりも刃が厚くてしっかりしている。
- ニッパー
- 棒状の不要部を取り除くのに使用。
- マイナスドライバー
- こいつが盲点で、家にドライバーはたくさんあるのに、よく見たらプラスドライバーばっかりだった。精密ドライバーならあったんだけど、レジンにねじ込むためにトルクがけっこう必要なので、精密じゃなくて普通サイズのやつがいいです。
- 瞬間接着剤
- 作者の方がこれを使ってたと思うので、ホームセンターで購入。
以下はオプショナル。
- ダイヤモンドヤスリ
- こういうやつをホームセンターで買った。ヤスリという名前のわりに、思ったほど削れなかったなぁ。成形というよりは磨くため、「あと少し滑らかにしてやりたいんだけどこれ以上はデザインナイフじゃ削れないよ〜」というときに輝くやつ。なくても組み立てには支障ないです。
- 筆
- ホームセンターの塗装コーナーで、一番小さくて安い筆を買った。ドリルの削りカスを落とすのに超便利だった。
- ガンダムマーカーEX ガンダムメッキシルバー
- 「ドラネッツ」でTwitter検索してるときに見つけたもの。塗るだけで金属っぽくなるペン。すごい。
- オフィシャルのサンプルで一部を銀色にしたやつが格好良かったので真似したかったけど、筆で塗装するのは大変そう。これはペンなのですごく細かいところはうまく塗れなかったけど、とても手軽で良かった。
- 弱点としては、乾いたあとも爪でひっかいたりすると削れてしまうっぽい。なので塗ったあとはあんまり触らないほうがよくて、最後にまとめて塗った。ただしネジ止めすると隠れてしまう部分はあとから塗れないので、組み立て中に塗った。
組み立てについて
説明書が親切なので迷うことはそんなになかったかな。週末(土日)の間でだいたいできた記憶。
しいて言えば、一部のパーツは頑張って削らないとぴったりはまらないので、このくらいでいいのかな…と不安になることはあった。例えば羽の部分は白を青にはめこむんだけど、成形のバリを削らないと右みたいに少し浮いてしまう。ここからもうすこしちゃんと削ると左のようになる…んだけど、まだ少し浮いてる気もするなぁ。もう少しいけるのかな?
ま、それはそれとして…
作ってみてわかったことは、多少不具合があったとしても可愛いものは可愛いということ。安心してチャレンジしてほしい。