Ergodoxを最上段を使わないキー配置にしてみる
いまはErgodox EZを会社で使ってるのだけど、レツプリ組み立てを視野に入れて、最上段がなくてもやっていけるかどうかを試してみている。いま現在のキー配置はこれ。
ポイントをいくつか解説する。
レイヤー
BASE, SYMB, MDIAの3レイヤー構成だったのを、LOWERとRAISEを足して5レイヤー構成にしている。ただSYMBはもう使わない予定で、MDIAも音量操作くらいでしか使わないので、実質的には3レイヤーに近い。
モディファイヤ
Spaceの左右が英数/かなで、それらの長押しをLOWER/RAISEに割り当てている。Space自体をモディファイヤ兼用とすることも考えたのだけど、そうするとSpace長押しで空白をたくさん入れることができなくなるのでやめた。あるいはレツプリの場合は片方のSpaceだけ兼用するという手もあるけど、Planckだとその手は使えないし。
LOWER
記号類を置いている。上段はほぼUS配置だけど、括弧だけi/oに置きたくなったのでそうしている。かなり変則的な配置になったと思う。左側の記号はまだ配置を迷ってる段階。
例外としてBackspaceをLOWER+Hに置いてみている。これは、レイヤ0からBackspaceを削除できるかを検討するためである。
- 普通のキーボードにおいて、右手でBを押す癖があった
- のでErgodoxではNの左を第二のBにした
- しかしレツプリだとNの左にキーがないので、癖を直す必要がありそう
- その場合、Shift + Bで大文字Bを入力するときに左手がつりそうになる (左のShiftしか使わないという癖もあるため)
- 右にもShiftを置くとすると、ハイフンがあぶれる
- レイヤ0にBackspaceを置かないことにすれば、そこにハイフンを置ける (ハイフンは長音でもあるのでレイヤ0に置きたい)
RAISE
数字とファンクションキーが置いてある。あとSYMBに置いてたカーソル移動も、頑張れば突っ込めそうだったので入れ込んでみた。EndがEではなくGになってしまったが、それほど悪くないと思う。
感想
いままで波括弧・角括弧を右手最下段という変な位置に置いてしまっていたので、それと比べるとだいぶ正しくなったような気がする。
最上段が必要かどうかっていうのは要するにLet's SplitにするかNyquistにするかっていうことなんだけど、既に最上段のキーが少し遠いなと思うようになってしまっており、Let's Splitが一歩リードというところ。
10/13追記
その後もう少し考えて6レイヤ構成になった。
デフォルト、記号、数字、Fn、移動、メディアで6レイヤ。モディファイヤ増やしたくない派の人もいるようだけど、僕はモディファイヤ自体は多くても問題ない(むしろ記号のときはまずこれを押す、みたいに決まってたほうが分かりやすい)という発見がありこうなった。
左右のSpaceとその左右の英数・かながモディファイヤを兼用している。左から記号、Fn、移動、数字の順。メディアはそんなに頻繁に押さないのでどこにあっても良いと思う(現在は右下)。Spaceをモディファイヤ兼用にするとSpace長押しで空白を大量に入れるやつができなくなる、と思いきや、Spaceを2回押せば大丈夫だとTwitterで教えてもらった。これで数字とFnを分けられるようになって嬉しい。
数字とFnのレイヤを分けたのは2つ理由がある。1つは誤操作でファンクションキーを押してしまいそうなのが嫌だったこと。もう1つは「2.0.3」みたいなのを入力するときにRAISEを押したり離したりするのが面倒だと分かったこと。現在は数字レイヤに「.」があるので、RAISEを押したままで入力できる。