『Into the Breach』ドット絵のメカで戦う"ローグライク詰将棋"
SteamでInto The Breachというゲームを買った。ドット絵がかっこいい。 pic.twitter.com/BEr0KwkAVy
— yhara (Yutaka HARA) (@yhara) 2018年9月12日
ここ2週間ほどInto the Breachというゲームをやっている。けっこう面白い。絵と効果音がかっこいいのもいい。システムはけっこう複雑な点もあるけど、随所にツールチップで解説が出るのでやってるうちに分かるようになって、そういうところもすごく良くできてる。
ゲーム性について
ゲームモードは1人用のみ。自軍のメカが3体あって、それを操作して敵モンスターを倒していく。リアルタイム性はなくて、良い手が浮かぶまでじっくり考えることができる(というか、考えざるを得ないというか)。画面上の電力ゲージがいわゆるHPで、これをゼロにすることなく指定ターン数を乗り切ればステージクリア。
自軍メカはそれぞれ2つまで武器を装備することができるのだけど、稼働には「エネルギーコア」というアイテムが必要で、手持ちのコアを3体にどう割り振るかで「駒としての動き」が変わってくる。強い武器は必要コア数も多い。
中には「敵を1マス移動させるだけ」みたいな一見弱い武器もあるけど、うまく使うと敵を水に落として溺れさせたり、ボス敵の目の前に移動させて同士討ちさせたりと、「これがあったからクリアできたわ」みたいな場面があって面白い。個人的には敵と自分の位置を入れ替えるやつが好き。
ローグライク?
タイトルで「ローグライク」と書いたのは以下の特徴があるから。
- プレイ毎にランダムで装備が決まる要素がある
- 装備を売り買いする要素があるんだけど、どんな装備が提供されるかはランダムなので、そのとき手に入るものを組み合わせてどうにかするという楽しみがある。
- 一度決定した行動は取り消せない
- 一応1試合に1度だけRESET TURNというボタンが押せるんだけど、それを除けば一度行った攻撃動作は確定されてしまい、もとに戻すことができない。このため結構な緊張感がある。
中毒性が高いという評判だけど、こういうゲーム性なので、(Minecraftやダンジョンメーカーみたいに)何時間もぶっ続けでやってしまった、みたいなことは今のところない。ただ下記インタビューに
モバイルフォンでは小さすぎて、僕らが目指したクオリティーと体験は得られないのではないかと思っています
という発言もある通り、気持ちよく没頭させてくれる仕上がりになっている。気になった人はぜひ触ってみてほしい。