DXOpal 1.2.0をリリースしました
Rubyでブラウザゲームを作るためのライブラリ、DXOpalの1.2.0をリリースしました。
変更点は以下です。
- draw_xxのzオプションがうまく動いていなかったのを修正
- Sound#stopメソッドを追加
- singletonなどが使えなかったのを直した
- shiftやctrlキーが使えるようにした
Rubyでブラウザゲームを作るためのライブラリ、DXOpalの1.2.0をリリースしました。
変更点は以下です。
昨年秋のRubyKaigiに参加したとき、コミッタである中田さんから私の書いたコードがRuby trunkで壊れているという連絡をいただいた。そこで、それを修正するプルリクエストを書いた。
といっても、diffは以下の1行だけ。
-_ { return }
+_ { yield }
会社のAtCoder会でARCのE問題をやったのだけど、解説を見て実装してもなかなか通らなくて大変だった。
「同じカードを複数の面に使うことはできない」という制約をうまく実装する方法がわからなくて、問題名で検索したところ、いくつか解説が見つかった。
もうすぐ出る予定のるびま記事に合わせて、DXOpal 1.1.0をリリースしました。
https://github.com/yhara/dxopal/blob/master/CHANGELOG.md
1.0.0からは、リクエストされたメソッドをいくつか追加しています。今後も未実装機能についてはリクエストがあれば対応するという感じでいくつもりなので、DXRubyのメソッドで足らないものがあればtwitterやgithub issueで教えてください。
git stashは便利なコマンドだけど、stashして、stashして、編集して、コミットして、popしてpopして…みたいなことをしてると、stashした時点とコードが変わっててpopできない、みたいなことがたまにある。
こういうとき、git stashのマニュアルを見ると、「手でconflictを解決してからstash popすること」と書いてある。けど、時にはとりあえずなんでもいいから無理やりpopしてほしい、という場合もある。
このようなときは以下の手順でgit stash pop --force的なことができる。
# 手元の変更をいったんcommitする(このコミットはあとで破棄するのでログは適当でよい)
$ git commit -a -m 'tmp'
これはWebAssembly Advent Calendar 2017の1日目の記事です。明日はyamachuさんによるElectronでWebAssemblyを使う話だそうです。楽しみですね。
アドカレ初日記事なので、WebAssemblyとは何か?という話を簡単にしておきます。WebAssemblyはWebのための新しいコンパイルターゲットで、Chrome/Firefox/Safari/Edgeでの動作が既にサポートされています。
Webのためのコンパイルターゲット、とは何でしょうか。WebAssembly以前は、JavaScript以外の言語をブラウザ上で動かそうと思ったらまずJavaScriptに変換してやる必要がありました。近年だとScala.js(Scala→JavaScript)やGopherJS(Golang→JavaScript)というプロジェクトがあり、古くはC/C++のコードをJavaScriptにするEmscriptenがあります。しかし例えばEmscriptenでC言語で書かれたゲームをまるごとJavaScriptにしたりすると、出力結果の.jsファイルが巨大になり、ダウンロードや読み込みに時間がかかってしまうという問題がありました。
これを解決するのがWebAssemblyです。.wasmファイルはバイナリフォーマットなので.jsよりずっと小さくでき、またパース処理も単純なのでロードも速くなります。WebAssemblyの登場により、JavaScript以外の言語をブラウザで動かすことがずっとやりやすくなったと言えるでしょう。
来年1月のレツプリ組み立てに備えてergodox ezのキーマップをレツプリに寄せてるんだけど、[
がベースレイヤーでなくなった関係で、tmuxのコピーモードに入る手順(^z [
)が Ctrl z RAISE k
みたいな4キーになって結構厳しかったので、qmk_firmwareの設定で「それ用のキー」を作ってみた。
当該コミットはこれ。
やり方は簡単で、keymap.cの下の方にあるaction_get_macro関数を編集し、キー配置欄にM(0)
とか書くだけ。今回はRAISE + ,
でCtrl z [
を入力したいので、以下のようになる。
SEND_STRING(SS_LCTRL("z")"[");
SEND_STRINGの使い方は以下を参考にした。
Kailh Speed Copperのスペックが40gと書いてあるサイトと50gと書いてあるサイトが混在してて混乱してる。
qmk_firmwareの話。
最近はLOWER+Qで「!」を入力とかやってるんだけど、LOWER押してからQを押すまでが速すぎるとqが入力されてしまってちょっと困っていた。
どうもTAPPING_TERMという値を設定すると改善するようだ。
いろいろ試した結果、75だとまだ困る場面がありそうだったので思い切って5にしてみた。これでだいぶ良くなった。
このブログのソースコードを更新して、バージョン1.0.0にした。あんまり長いこと0.xを続けると1.0にするタイミングを失いがちなので、とりあえず実用はできてるという意味で1.0にした。別に他の人に使わせるわけじゃないのでどうでもいいんだけど(READMEにも書いてありますがこれをそのまま使うよりは、これを参考にして自分が欲しい機能を作り込むのが良いと思います)。
1.0ではDBのスキーマをいじって、http://yhara.jp/LetsSplit のようにWikiっぽいURLでアクセスできる記事と、通常のブログ記事が別のAR modelになるようにした(今まではPostクラスが両方を兼ねていた)。